こんちは、松江市でヘッドスパサロン、メンズ美容室の社長の田中です。

そして、AI BEUATY INSUTITUTEの公認ヘッドスパインストラクターの田中です

私は美容室経営者歴22年

現在、竹下と私、メンズ二人で小さな店舗を経営しています。

3年前までは、松江市では珍しい理容室・美容室の併用店としてたくさんの社員さんにお世話になっていました。

お世話になっていました????  経営の勉強をした今だから使える表現。

当時は本当は多くの従業員を使っていた。そんな表現が適切だったと思います。

当時は20代の常時女性社員さんが6名働いてくれていました。

そして、それぞれが結婚・出産をして退職をしていきました。

女性社員さんから嬉しそうに「妊娠しました!」と報告を受けると、「おめでとう!」というものの、心の中では「どうしよう?人が足りない!売り上げが落ちる!」そんな気持ちでアタフタしていました。

当時の私には、生命の誕生を心から喜べないどころか、店の売り上げしか興味のない、未熟者な経営者です。

妊娠→出産→退職→求人→中途者採用  こんなパラダイムが弊社の風土となっていました。

しかしこのパラダイムはマイナスしか生みません。ベテラン美容師が退職することでお客様は戸惑い、埋め合わせでまだ信用のない中途採用者がお客様を担当することで、失客リスクが高くなりました。

そして、美容師不足の時代が訪れ、この負のパラダイムすら成立しない慢性的な人手不足をまねきました。

そこで私は「チョキチョキママさん応援制度」なるものを宣言しました。

出産→育児休暇→職場復帰 これを目指せる会社にすると宣言をしました。

私のとった手法は、育児休暇中の欠員は補充せず、その分私が馬車馬のように現場で働く。

そして我慢して我慢して、育休明けを待つ、なんの戦略もない根性論的な経営です。

しかしこの根性経営もうまく機能しません。

なぜなら復帰したママさん美容師さんに、何の手立てもなくただ、独身時代の労働時間と生産性を期待していたからなのです。

売り上げ目標を設定してそれの達成を期待しますが、当然ながら達成は難しいです。

お子さんの体調不良で急きょの早退や、短時間勤務で正社員より早く退社するときの周囲の冷ややかな目、隠れるように職場を出ていかなければならない心境。

さぞや、寂しい気持ちでいたことでしょう。

育児と仕事の両立は本当に大変です。

私にも5歳と1歳の子どもがおります。家内はつらい不妊治療に挑戦して授かった2つの命と生きて出会えなかった一つの命

今ならわかります。売り上げよりはるかに大切な命、子供という宝物を育てる過酷さを!

不完全な「チョキチョキママさん応援制度」

本当に名ばかりなものだったことを深く反省します。

もし、その当時にAI BEUATYのスパがあったら、短時間労働でも生産性があがり、もっとママ美容師さんは自信をもってイキイキと働くことができたのではないかと!

肩身の狭い思いをさせなくてもよかったのではないかと!

そして女性が働きやすい環境を創ることのできるAI BEUATYヘッドスパ

その真髄が11月14日 京都メルパルクホールで発表されます。

かって、私が悩んだ女性美容師さんが幸せに働ける究極のワークスタイルを学びに来てください。

特に男性経営者さん、新しい価値の美容業界を一緒に創りましょう!