ども!松江市美容室カポックの田中です。
先日の寒波で風邪など引かれてないでしょうか?私はモリモリ元気に今日も営業しております( ^ω^ )
さて、今回は「ヘッドスパを始める前の頭皮と髪の基礎知識」というテーマでブログを書いていこうと思います。
最近、ヘッドスパをされに来るお客さまが増えてきましたが、当然といえば当然かもしれませんが、頭皮や髪の毛のことを知らないお客さまは多いです。でも、薄毛や抜け毛を防ぐためにも最低限の知識は持っておいた方がいいと思うのです。
なので、ここで色々教えていきますのでぜひ、覚えておいて頭皮ケアに役立ててくださいね!
頭皮と髪の基礎知識
頭皮は、表皮・真皮・皮下組織の3層で構成されています。
表皮の最深部にある基底層では、細胞分裂を繰り返し、表面に向かって移動しながら分化していきます。
細胞の間の結合がゆるくなりフケとなって剥がれ落ちる仕組みになっています。皮膚細胞の再生は一定の周期で行われていて、細胞分裂が始まるとフケになるまでに大体28日かかると言われています。
しかし、血行不良や不摂生などで頭皮の代謝が悪くなると毛髪周期(ヘアサイクル)が乱れ、髪の毛が細くなったり、抜け毛が増えてきたりします。
こうして、薄毛が目立ってきたりするんですね。
そこで、ヘッドスパによって頭皮の血液の巡りやリンパの流れをスムーズにすることが大事になってくるのです。
頭皮の血流が悪くなると何がいけないかというと、栄養補給や老廃物の除去ができなくなります。血液は栄養を送り届けるパイプですので、その流れが悪くなると、頭皮に栄養が届かなくなり、髪の毛がやせ細っていくんですね。
また、老廃物が排出できないと、不要な乳酸や尿素、乳酸などが溜まっていき疲れやすくなったり、脂肪が溜まってきたりとデメリットだらけです。肌トラブルの原因にもなるので老廃物は常に排出できる体を保ちたいものです。
また、頭皮と他の部位の皮膚とで決定的に違う点は、髪の毛が密集しているということです。髪の毛は、皮膚の表面に対して斜めに生えていて、表面から1/3程度の位置に皮脂腺というものがあります。
皮脂腺の内部には、皮脂を溜めた皮脂腺細胞が生成され、最後は毛穴から皮脂として出てきます。皮脂は肌の表面で皮脂膜を作ります。皮脂と聞くと悪いもののようなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、本来の皮脂の役割は「皮膚を保護すること」です。
皮脂の分泌が少なければ、肌がカサカサしたりザラザラしてしまいます。逆に、皮脂の分泌が多すぎると肌が脂っぽくなったり、ベタついたり、ニキビの原因にもなります。
つまり、頭皮を健やかにするためには皮脂の分泌量を適切にしてやることが大切なのです。
市販で売られているシャンプーというのは、洗浄力が非常に強く皮脂を過剰に落としてしまう危険性があります。また、頭皮が脂っこい人は頭を洗うときに皮脂を落とそうとゴシゴシしてしまう癖があります。
これは、どちらも逆効果になるので注意です。
皮脂は、頭皮に適量残さなければ常に補充しようと分泌を繰り返すのです。なので、過剰に皮脂を落としてしまうと余計に脂っぽい頭皮になってしまうのです。
これを解消するには、洗浄力のマイルドなシャンプーで優しく洗うのが正解です。
カポックのヘッドスパを施術してくださった方には、あなたの頭皮にあったシャンプーの紹介や頭皮ケアの方法を伝授いたしますので、ぜひ一度ご来店くださいね!